創業140年を誇る老舗書店「丸善」の運営するマルゼンカフェでは、会社の創業者・早矢仕有的氏が考案した、ハヤシライスの原点ともいわれる『早矢仕ライス』が看板メニューとなっています。
先日に食べてみたところ、昔ながらのコク深い濃厚な味わいを楽しむことができました。
アクセス・お店の雰囲気
丸善さんは、池袋駅の東口から徒歩4分ほど。サカゼン~ジュンク堂に着く手前のところに店舗があります。(飾られている電車は本物らしいです。)
店舗は、地下1F、1F、2Fとなっており、マルゼンカフェは、入ってすぐの1Fフロアーにあります。
なんとも開放的な空間です。これだけ広いので、お客さんが賑わっても、騒々しくならないところが、とてもありがたいです。
食事はもちろん、ちょっとした喫茶タイムにも持ってこいのスポットです。
ハヤシライスの原点『早矢仕ライス』が看板メニュー!
ハヤシライスの命名には諸説あり、そのうちの一つが、丸善創業者・早矢仕有的氏にちなんだものという説があるそうです。
外国人と親交があり、西洋料理に馴染む機会が多く、ある日に友人が訪れた折、あり合わせの肉と野菜をごった煮にした「早矢仕さんのライス」が評判となり、やがて「ハヤシライス」となって店にも出回るそうになったという説です。
というわけで、さっそく食べてみました!
早矢仕ライスをいただく
今回は早矢仕ライスセット(税込1180円)を注文しました。
こちらがハヤシライスの原点になったという、早矢仕ライスです。
単品だと880円で頼めます。
食べてみると、ライスは水分少なめで、若干のパサつきがあるのですが、しかし、濃厚でコク深いルーと一緒に食べると、これが絶妙です。後味にはちょっぴり酸味が残るところも美味しかったです。
セットでは、+100円でサラダ、+200円でドリンクをつけられます。
紙のストローがなんともオシャレです。コーヒーは風味よく、ちょっと渋味がある豆です。
マルゼンカフェさんは、かなり混雑していても、店内が広いので騒々しくならず、また、お客さんの少ない夜間などは静寂を楽しみつつ、ゆっくりとした時間を過ごせるので、池袋の穴場な喫茶店として、たいへんオススメできます。