池袋「ぼうず’n COFFEE」は、名前の通り、本物のお寺の中にあり、本物のお坊さんたちが運営する本格カフェです。祥雲寺の敷地内にあり、毎週金曜日(たまにお休みもあり)に営業しています。
本物のお寺で楽しむ、雅な景色と静けさは、他の店では決して体験できない貴重なものです。
まずは池袋西口~要町の途中にある祥雲寺へ
池袋駅の西口から徒歩10~15分ほど。
要町駅のほうへ歩いていくと、1532年創建の祥雲寺さんがあります。
毎週金曜の営業している時は、入り口付近にぼうず’n COFFEEの案内看板が立っています。
本物のお寺ですので、すごく雰囲気あります。
いざカフェへ!
入って右側の建物が、カフェの受付になっています。
お坊さん(店員さん)を呼ぶには、ミニチュアの鐘を「カーン」と鳴らします。実際にやるとわかりますが、すごく良い音が響くので、つい笑ってしまいます 笑
受付で先に注文を済まして、それから席に向かいますが、書院とテラス、好きなほうを選べます。(お坊さんに一声お断りをすれば、食べた後にテラス席を見学することもOKです。)
なんでも副住職の西澤さんという方がもともとお菓子作りが好きで、バリスタなどの資格も持たれているそうです。それにしても寺の中でカフェはすごく大胆な発想で、すごいと思います。
すごく雅で静かな空間の癒したるや…
こちらが書院席です。広いお座敷になっていて、歴史を重ねた木材の匂いや、窓から眺める庭の景色と風の音が、すごく心地よいです。
2Fに昇ると、本堂?のような場所に出ます。
そこからベランダに出ると、テラス席になっています。
晴れた日は、最高のロケーションです。
ビルに囲まれたお寺というのも、なかなかオツなものです。
カフェのメニューも超本格的!
実際に食べたメニューについては、こちらの記事にまとめました。
営業日は事前に要チェック
ぼうずんカフェさんは、基本的には毎週金曜日の営業ですが、たまにお休みの時があります。その際は、facebookの公式ページで、営業するかどうかきちんと案内してくれていますので、行く前に必ずチェックするようにしましょう。
混雑具合はなかなか
平日金曜日の営業なので混雑で並ぶことはないですが、しかし、なかなか賑わっています。
週に1回しか行けないし、寺の中のカフェということもあって、ご利用される方がかなり多いようです。カフェメニューも本格的に美味しいのにリーズナブルな価格ですし、普通の喫茶店に行くなら「ぼうず’n COFFEE」さんへ、と考える方は多い様子。
ちなみに自分が行った時は、午後の2時~3時頃だったのですが、書院席は7割ほど埋まっており、2Fはけっこう空いている、という感じでした。
一人でも行きやすい!
最初、一人で行くのに少し緊張しましたが、まったく気にしないで大丈夫です。お坊さんたちはすごく物腰やわらかで優しいですし、寺の中も、みなさん静かな雰囲気を楽しんでいます。男女問わず、お一人の方も多く、また、二人で来られている方も、ひそひそとした話し声で、とても過ごしやすい空間です。
祥雲寺には石ノ森章太郎先生のお墓もあります
じつは墓地には、仮面ライダーやサイボーグ009で有名な石ノ森章太郎先生のお墓もあります。カフェの帰り道、立ち寄ってみるのもオススメです。