ライトの弟子で教会建築の名手レーモンドの設計した『カトリック豊島教会』へ行ってみた

観光スポット

カトリック豊島教会(聖パトリック教会)は、昭和23年(1948年)にアイルランドの聖コロンパン会が設立した、要町と椎名町の間にある教会です。

自由学園の建築でも有名なライトの弟子で、教会建築の名手アントニン・レーモンドの設計作品でもあり、価値ある建築物としても知られています。

教会建築の名手アントニン・レーモンドの設計作品

要町~椎名町の間を歩くと、オシャレな建物があります。こちらがカトリック豊島教会です。

カトリック豊島教会

外観だけでも、普通の建物とは趣が図抜けていることがわかります。

カトリック豊島教会

歴史

昭和23年(1948年)にアイルランドの聖コロンパン会が設立し、聖堂は昭和31年に竣工。ライトの弟子で教会建築の名手アントニン・レーモンドの設計作品として広く知られています。

また、教会内の扉の取っ手などは、妻ノエミ・レーモンドのデザインだったり、本祭壇の右手前にあるマリア像は、長崎市「長崎26殉教者記念像」で知られる彫刻家・舟越保武の作品だったり、色んな著名な方が携わっています。

見学はできるの?

調べてみたところ、教会は今もなお普通に運営しているので、観光地の建物として見学するための一般開放はしていないようです。

ただし、ミサや講座など、だれでも参加できるイベントがあるので、こちらに参加すれば教会の中を鑑賞できる機会が得られるかと思います。(中の撮影などは、きちんと問い合わせ&相談してOKもらえればできるのかもしれません。)

教会の中の写真を撮影したブログ記事

調べてみたら、こちらの方の記事で、きちんと許可を取って撮影した、カトリック豊島教会内部の写真が公開されていました!

・レーモンド建築の魅力を求めて ① ー 聖パトリック教会
https://4travel.jp/travelogue/10540044

内観の見所

中には入っていないのですが、雑誌などの情報によれば、コンクリート打ち放しの壁だったり、美しいステンドグラスの窓、自然光が優しく入り込む本祭壇、レーモンドの好きな折れ板の壁構造、また小聖堂には和室もあったり、建物の随所に、こだわりの設計ポイントが数多くあるそうです。

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