東武『富士見堂』の名物せんべい「白ほおばり」をいただく

『富士見堂』さんは、1950年創業の「次の世代の子供たちへ 米の味がする煎餅を」というテーマを掲げる、煎餅の老舗店です。

定番メニューの「白ほおばり」は、カラリと揚がったサックリ食感。お米の風味も感じながら、ほんのり甘めの醤油味は、最高のおやつです。添付の山椒塩で、楽しむ味変もたまりません。

おいしいゴハンの味がするおせんべいを頂く

こちらが、富士見堂さんの人気NO1メニュー白ほおばり(税抜554円)です。

富士見堂 白ほおばり

中は、こんな感じで、香り豊かな美味しそうなせんべいが詰まっています。(持ち帰り方が雑で、少し割ってしまいました。ごめんなさい…!)

富士見堂 白ほおばり

表面にはほんのり甘めの醤油が塗られています。なんでも農薬不使用の国産丸大豆を2年ほど天然熟成させた、天然醸造醤油になっているそうです。また、濃い味付けにしないのは、米の味・素材の味を最大限に引き立たせるためだそう。

富士見堂 白ほおばり

割ってみると、余計な粉が散ったりすることなく、パリッと綺麗に割れてくれます。

富士見堂 白ほおばり

味の感想

食べてみたところ、全体的に上品で優しい味わいのおせんべいでした。

さっくりした食感に、ほんのり甘めの醤油がアクセントになって、ヤミツキです。噛めば噛むほど、風味や香りが広がり、とてもおいしいです。

生地は、玄米から自社精米して作っているそうで、ミネラルたっぷり国産の焼き塩や、種子島で製造されたミネラル豊富な洗双糖など素材にもこだわりぬいているとのこと。

また、ホイロという、熱で生地を緩め、水分を蒸発させる工程においては、夏場と冬場で作業時間が1時間も変わるほど、職人技を求められる製造法になっているそうです。この加減が、せんべいの大きさ、薄さ、食感など仕上がりを決める要因になるそうで、まさに匠の技です。

山椒塩を振ると、まったく違った味わいに!

国産の山椒塩を振ると、それまでの醤油の甘さが薄れて、ツンと引き締まった大人の味わいになって、これまたヤミツキの味わいになります。

富士見堂 白ほおばり

他のせんべいと比べると、かなり個性的で美味しいので、かなりオススメです。

関連記事