池袋『ふくろ祭り』はどんなイベント? カンタン概要まとめ

毎年、9月下旬の土日に第一部、10月上旬の土日に第二部、計4日にわたって、池袋駅の周りで「ふくろ祭り」が開催されます。

とても大規模な祭で、観客動員数は100万人にものぼり、太鼓、踊り、ダンス、歌謡などのイベント、それから神輿やよさこいなどのメインイベントが見所となっています。

ふくろ祭りの概要

歴史のポイントは「手作りの祭」

ふくろ祭りは、1968年(昭和43年)10月に第一回目が開催されました。

当時、急激な発展をしていた新宿や渋谷に遅れを取らないよう、4つの商店街が中心となって計画し、地域活性化を狙ったものです。4商店街連合協議会のもと、神輿の担ぎ手・踊り手に声をかけて、地域ごとの小さなお祭りを集約してスケールアップしていきました。

1984年、第17回目からは豊島区より区民祭として認定されて、1999年、第32回目からは、よさこいがスタート。そして、2016年には、よさこいの協賛に東京都が加わっており、第49回目で小池百合子都知事が表彰式に参加して、話題にもなったそうです。

このように企業や行政ではなく、住民・商店街が発祥でスタートした祭りで、「手作りの力」でここまで発展してきた歴史があります。

動員人数は100万人規模!

池袋 ふくろ祭り

2016年で約90万人、2018年度には約105万もの観客動員数となっています。年々、規模が増えており、すさまじい祭りとなっています。

開催は1日でなく4日規模!

例年、9月下旬の土日に第一部、10月上旬の土日に第二部、合計4日にわたって開催されます。

ふくろ祭りの見所!

お神輿パレード!

池袋 ふくろ祭り

9月下旬の第一部は「神輿の祭典」となっており、オープニングセレモニー、太鼓ショー、ダンスショー、和太鼓演奏などのイベントがありつつ、メインで一番盛り上がる「お神輿パレード」が開催されます。

「よさこい」コンテスト!

全国から、じつに100チーム以上も参加する、よさこいバトル。若い人やスタイリッシュなものも数多く、とても見ごたえのあるイベントになっています。

また、表彰式の締めには、よさこいの「総踊り」が開催されて、全チームが一斉に躍る、圧巻のイベントになっています。

友好都市の観光物産展

池袋西口公園では、豊島区と友好都市である山形や宮城など、ご当地の名産品・物産展の開催もあります。なかなかリーズナブルで、毎年、これを楽しみに来られる方も多いそうで、売り切れになる屋台もあるくらいに人気イベントです。

↓こちらのブログ様にて、催しの詳しい写真が紹介されています。

・ふくろ祭りと東京よさこい
https://ameblo.jp/shiroshiro488/entry-12317937187.html

ふくろ祭りの注意点

交通規制にはしっかり従う!

池袋 ふくろ祭り

当日はものすごい人の数になるので、警察も出動して、交通規制、道路誘導などしています。自転車やバイク、車などはもちろん入れませんし、徒歩の流れもしっかり誘導に従いましょう。

人がすごいので、周りをよく見て歩こう!

ものすごい人の数で、お酒を飲んでいる人や、テンションの上がっている人も多いので、だれかとぶつかったり、ちょっとしたことでトラブルになる可能性も十分にあります。なるべく周囲には気をつけて、モッシュになりそうなところには近づかないことも大事です。

とくに喧嘩神輿は、なかなかヒートアップして、警察が出動することもありますので、祭りの醍醐味とはいえ、きちんと自分の身は自分で守りましょう!

ドローンは禁止!

すごく当たり前のことなのですが、ドローンは禁止です。これだけ人がいて危ない場所ですので、自分一人の娯楽のために、ドローンを飛ばしたりしないように。

関連記事