『船橋屋』さんは、亀戸に本店を構える、創業1805年の老舗くず餅屋です。
元祖くず餅は和菓子で唯一の発酵食品。昔ながらの製法で、厳選された小麦粉を練り、樹齢ある杉の大樽に"450日"も寝かせて、完成した後は消費期限わずか2日という、なんとも粋な一品です。
和のパッケージ!
こちらが購入した元祖くず餅です。
今回は、36切の入った、税込896円の中箱を買いました。(24切の小箱は791円で、100円ちょっと足すだけで12切が増える粋な価格設定です 笑)
さっそく実食!
包装を開けると、なんともみずみずしい表面です。このまま食べてみるとわかるのですが、くず餅自体には、甘さはついていません。独特の風味とみずみずしい食感を楽しむことができます。
先に黒蜜をかけて、その上からきな粉をかけて食べます。(最初、逆にしてしまったけど、それも美味しかったです。)
くず餅がまずい、という人も多いみたいだけど…
わらび餅のように、とにかく甘いお菓子を期待すると、少し面食らいますが、しかし、くず餅の特有な風味や食感。そして、黒蜜ときな粉と一緒に食べる甘さなど、自分はとても好きです。
450日かけて、消費期限が2日だけという短命さに、なんとも愛着がわきます。たまに無性に食べたくなるお菓子の一つです。