池袋名物・昭和27年創業の老舗中華『新珍味』の看板料理・ターローメンは絶品の一言

中華

昭和27年創業、池袋西口の老舗中華『新珍味』の看板メニュー「ターローメン」を食べてきました。

自家製ラー油と秘伝のタレによる、トロトロサラサラながら酸味・辛味・旨味の3要素が凝縮したターローメンは絶品の一言に尽きます。池袋が好きな人は一度は食べておきたい味です!

アクセス

西口を降りて、徒歩1分ちょっとほど。演芸場のあるロマンス通りを抜けて、すぐ左折したところに、新珍味さんはあります。

池袋 新珍味 お店 外観

看板文字などのレトロな雰囲気が、とても素敵です。

池袋 新珍味 お店 外観

店内は綺麗で清潔です。1Fはカウンター席のみで広くはないのですが、昔ながらのとても居心地が良い雰囲気です。2Fはテーブル席もあり、かなりくつろげるようです。

池袋 新珍味 お店 カウンター席

名物ターローメンを実食!

こちらが看板メニューのターローメン(税込972円)です。

池袋 ターローメン 写真

ずっと守り続けてきた、自家製ラー油と秘伝のタレによる、最高の餡スープ。トロトロとサラサラの具合が絶妙で、麺にもよく絡んで、しかし、スープとしても美味しく飲めるという、まさに絶品の仕上がり。

池袋 ターローメン 写真

モチモチつるつるの中華麺。口の中へ一気に美味しさが広がります。

池袋 ターローメン 写真

スープはヤミツキになります。酸味、辛味、旨味、香ばしさが見事にマッチしていて、何杯でも気持ちよく飲めます。サンラータンのような酸味と辛味の味わいに加え、ニンニクとほのかな胡椒(?)の香ばしさと旨味がぎゅっと凝縮されていて、健康にも良さそうなおいしさです。

池袋 ターローメン 写真

完食すると、ちょうどいい満腹感です。多過ぎず、少なすぎず、です。

ランチタイムであれば、半チャーハン+半ターローメンのセットもあるので、どっちも味わいたい時はそっちもオススメです。

他、肉盛りチャーハンや餃子もオススメらしいので、また食べに行ってみたいと思います!

新珍味の雑学

創業者が有名人!

昭和27年創業の新珍味ですが、創業したのは日本に亡命した、台湾の有名な革命家、御年100歳の史明(しめい)氏です。

・wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B2%E6%98%8E

・仰天!100歳の台湾人現役革命家・史明が「中国に立ち向かえ!」
https://friday.kodansha.co.jp/article/28006

多くの著名人が通ったお店

池袋の歴史では有名な小説家・武者小路実篤さんや、サントリー宣伝部や小説家の活動でも有名な開高健さんの通われたお店です。

色んな思いを馳せながら、昔ながらの美味しい中華を頂く醍醐味。今後もずっと通い続けたい池袋名店の一つです。

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