閑静な住宅街の中に佇む、自然たっぷりの森公園です。敷地は広くありませんが、ジブリのような深い緑の雰囲気を楽しむことができます。
過去、マンションの建設計画が決定した場所でしたが、近隣住民の方々の熱意があり、建設前に計画が変更されて、緑地として保存されたそうです。
アクセス・行き方
池袋駅から歩くと、なかなかの距離になります。目白駅や椎名町駅から降りるのが近道です。
江戸期には「くぬぎ山」と呼ばれていて、もともとは屋敷林だったそうです。1997年に区の公園施設として開放されて、都心とは思えない清涼感を体感できる、目白の森として広まったそうです。
公園の景色
正門側の入り口がこちら。
入ってすぐ、素敵なログハウスの案内所があります。
さっきまで住宅街にいたとは思えないほど、深い深い、緑の森です。
まるで山道を歩いているような気持ち良さです。
こちらは公園の中央部にある、トンボ広場です。
傍らにはトンボ池があり、春先にはオタマジャクシが見られるそうです。
ベンチの裏側には竹林がかっこよく生い茂っていました。
道中にある、大きな切り株のモニュメントは、住民有志のかたにより寄贈されたものらしいです。ベンチもあって、座って休めるんですが、夏場は当然ながら虫がすごいので、覚悟が必要です 笑
こちらは公園裏側の入り口(出口)の道です。
裏からも入れるようです。
個人的に強く感じた、目白の森の魅力は、見上げた景色の美しさです。
青空と葉々のコントラストが、たいへん綺麗です。
森の奥深くのところには、巨大なクスノキもあり、こちらもなかなかの見応えです。
あと、写真を撮り忘れてしまいましたが、昔ながらの手押しポンプがついた井戸などもありました。大人にとっては癒しの場所ですが、子どもたちにとっては本当にワクワクの止まらない公園だろうなと感じました。
他、豆知識
園内は、3,200m^2くらいの広さで、ただ歩くだけなら、5分もあればぐるっとできます。ただ、あれこれと木々を観たり、虫や鳥を探したりしていると、気づけば時間を忘れている、という素敵な場所です。
ボランティアグループ「豊島みどりの会目白の森クラブ」の皆さんにより、野鳥の観察も行われており、森にふさわしい管理なども一緒に考えてくれているそうです。
昔、テレビで取り上げられたこともあるそうです。