池袋グラシネ IMAX3Dをフラットシートで観た感想「さすがに見づらい」

先日、池袋グランドシネマサンシャインで、IMAX(3D)上映の映画を、最前列のフラットシートから観てみました。

感想としては、「映像を全体で観られず首を回さないといけないし、視界に映るメガネの枠ブチも邪魔だし、最前列はさすがに見づらい」でした。

最前列から見たIMAXスクリーンのサイズ

フラットシートは、シアターの最前列にあります。
そこからスクリーンを眺めると、このサイズになります。

しかも、これは立って撮影した写真です。

つまり、シートに座りながらだと、視界は相当に狭まるわけです。

映像全体を観るためには、上映中、首を振り回さないといけませんので、たいへん疲れる見方になります。

とくに厳しいのは字幕3D

字幕のある3Dですと、文字がでかすぎるし、読んでいる間に映像は流れていくしで、なかなか集中できません。

日本語の映画だったり、あまりストーリーがない映画なら良いのですが、字幕映画についてはIMAX3D最前列で観ることはオススメしかねます。

メガネの人はさらにキツイ

IMAXの3Dメガネは、通常のメガネをかけた上から観ることができます。

しかし、これはもちろんフレームのフチが二重になり、視界の遮蔽物が増えることにもなりますので、さらに画面が見づらくなってしまいます。

裸眼の人ならまだしも、メガネの上に3Dメガネの人は、最前列は避けておいた方が無難です。

通行人がとても気になる

なにしろ最前列ですので、通行人がいると、すごく気になります。

途中入場の人や、途中トイレの人。また、エンディングの最中に帰る人たちなど、とにかく足音や気配が気になります。とくに通路側に近いフラットシートだと、その騒音具合が顕著です。なので、フラットシートで観るなら、ど真ん中を選んだほうがいいです。

イチャイチャが過ぎるカップルも…?

フラットシートは、ちょうど良い寝転び具合です。なので、自分が行った時、若いカップルの方で、一つのシートで二人で寝転び、なかなかの使い方をしている人がいました。

昔の映画館でも、夜中にそういうことがあったりしたものですが……

フラットシートだと、色々と生々しいので、なんとか対策は取って欲しいところです。

ただし、迫力はすさまじい!

基本的にはオススメしかねるのですが、しかし、なにしろ体験したことのない巨大サイズのスクリーンですので、最前列で観れば、まるで映像に吸い込まれるような、圧倒的な臨場感があります。

アクション映画やホラー映画、また映像の美しい作品など、臨場感たっぷりに楽しみたい映画であれば、最前列で観るという選択肢もアリだと思います。(自宅鑑賞では絶対に体験できない見方ですので。)

また、2回目以降のリピート鑑賞などでも良い選択肢だと思います。

普通に観たい人は真ん中らへんで観ましょう!

最前列フラットシートからIMAXスクリーン3Dを観るのは、ちょっと通な見方なので、オススメしかねます。首を回さないと全体が観られませんので、とくにお年寄りの方にはオススメできないですね。

やはり、普通に観る分には、館内の真ん中らへんから観るのがベストです!

フラットシートの座り心地や料金はこちら。

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